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たちかぜ(ローマ字:JDS Tachikaze, DDG-168)は、海上自衛隊の護衛艦。たちかぜ型護衛艦の1番艦。艦名は「太刀振る風」に由来し、この名を受け継ぐ日本の艦艇としては旧海軍の峯風型駆逐艦「太刀風」に続き2代目だった。 == 艦歴 == 「たちかぜ」は、第3次防衛力整備計画に基づく昭和46年度計画3,800トン護衛艦2308号艦として、三菱重工業長崎造船所で1973年6月19日に起工し、1974年12月17日に進水、1976年3月26日に就役した後、第2護衛隊群の直轄艦として佐世保に配備された。 1976年5月10日、佐世保基地において出港前のエンジンテスト中に立神第7岸壁に激突、艦首部約2メートルが岸壁に食い込んで損傷し、この時艦首付近にいた乗員2名が軽傷を負った。 1980年、就役時には未装備であった対空レーダー(OPS-11)が装備された。 1982年に環太平洋合同演習(RIMPAC)に参加。その後1986年、1992年、1996年にも参加した。 1983年3月30日、第2護衛隊群隷下に第62護衛隊が新編され同日付で就役した「さわかぜ」とともに編入された。 1993年3月25日、第4護衛隊群第1護衛隊に編入され、定係港が横須賀に転籍。 1995年3月16日、第4護衛隊群隷下に第64護衛隊が新編され「あさかぜ」とともに編入。 1998年3月20日、護衛艦「むらくも」の後を受けて護衛艦隊第4代旗艦となる。 石川島播磨重工業東京工場で、52番砲塔を撤去し、その跡に司令部設備が新設するなどの旗艦への所要の改造が施され、7月10日に引き渡された〔世界の艦船(1998年9月号,p160)〕。 2004年10月27日、たちかぜの一等海士(当時21歳)が立会川駅で飛び込み自殺した。 2007年1月15日、除籍。 2009年6月5~8日に八丈島南東海域で行われた実弾訓練により、複数の艦船と航空機の標的艦となり撃沈。 File:JS Tachikaze at SDF Fleet Review 2006 a.jpg| File:DDG168tachikaze.jpg| 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「たちかぜ (護衛艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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